2017年、何か新しいことを始めようと宣言し、
「ディープラーニング」「ブロックチェーン」のテクノロジーを追いかけ、具体的には関連書籍をそれぞれ3冊読んでブログに書くことを目標に立てました。
いざ、本を読み始めようと思いましたが、いかんせん、普段から「ディープラーニング」や「ブロックチェーン」に仕事で接していない自分がひたすら技術書を読んでも後塵を拝すだけ。
では、どうする?
そんな時、1年前に購入した三谷宏治さんの「戦略読書」という本を思い出し、再び手に取りました。もう一度、改めて自分の読書法を見直してみようと思います。
読書ポートフォリオを決める
どんな本をどれくらい読むか?
戦略読書の中では、「仕事と仕事以外」×「基礎と応用」の組み合わせ4象限でのポートフォリオ分けを薦めています。
この考え方を自分なりに解釈すると、
単なる技術書だけでは、知識(What)だけしか手に入らない。知識をどのように仕事や生活に活かすか(How)、目的をもってやり遂げる意欲(Why)、これらを偏りなく吸収できる本を組み合わせた読書ポートフォリオを組んでいきたいと思います。
そして、重要なのは投資対効果(いかに最大限の効果を出すか)であり、定期的にポートフォリオを見なす必要性を説いています。
ポートフォリオごとの読み方を変える
読書の方法として4段階。粗読み、斜め読み、熟読、重読を規定しています。
まぁ、具体的な読み方は本を読んでいただくとして、
ここで重要なのは、どうアウトプットするかです。
自分は、読書のアウトプットとしてブログに書いていくことを決めました。そこで、自分が考えるポートフォリオごとのアウトプット方法を考えてみました。
知識(What)を取得するための読書
・技術書
⇒熟読して、自分の理解度を確かめる目的で、ブログにつづる。
・ノウハウ本・フレームワーク集
⇒ 自分が気に入った(これならできる!と思った)箇所を熟読する。
目的別(時間術、読書術、整理術、等)にブログに記録する。
ある程度たまったら一つのまとめ記事にする。
仕事や生活に活かすための読書(How)
・小説、ファンタジー
⇒ 楽しみながら斜め読み。思いがけない発見を記録する。
・歴史書
⇒ 歴史は繰り返す。
興味を持った箇所を熟読し、今の時代に当てはめて考えた思いを綴ってみる。
目的をもってやり遂げるための読書(Why)
・自己啓発本・名言集
⇒ 斜め読みし、印象に残った言葉を記録する。
どんな時に思い出したいか(※)でまとめる。
※悲しいとき、うれしい時、失敗してくじけそうなとき、
アイデアが欲しいとき、など
座右の書を一つ決め、重読する。
上記のアウトプットすることを前提に、読書法を駆使して、どんどんインプットしていきたいと思います。
技法を取り入れて生産性を上げる
ビジネス発想につながる視点として以下の5つの技法(読め方)を紹介しています。読書の生産性を高め、他の人よりも何倍もの差を生むための方法です。正直、一朝一夕で簡単に身につくものではないと思います。常日頃から訓練していくしかないですね。
①対比・・・過去や他業界と「対比」して大局観を持つ
②反常識・・・これまでの当たり前を覆した反常識を見つける
③数字・・・徹底的に数字にこだわる。書かれている数字から、本質の数字を導き出す。
④一段深く・・・人より一段深くまで調べる。検索して付け足す。
⑤抽象化・・・得たものをちょっと抽象化して考える、覚える。
最後に。
百聞は一見にしかず。
読んだ本について、上記コンセプトになるところまで掘り起し、ブログで発信していきます。
自分の可能性が拡がることを願って。。。